VPNは割引率より、同時接続台数、返金条件、更新価格、使う端末への対応で選ぶ方が失敗しにくいです。NordVPN、Surfshark、ExpressVPNを、公式情報で確認できる条件だけで比較します。
先に結論
- 家族や多数の端末で共有したい:同時接続台数を制限しないSurfshark
- 10台までで、VPN以外の追加機能をプランで選びたい:NordVPN
- プランごとに10・12・14台から選びたい:ExpressVPN
通信速度、動画配信サービスの視聴可否、検閲回避の成否は環境や時期で変わるため、この記事では順位を付けません。3社とも長期契約の初回価格と更新価格が違う場合があるので、合計額を必ず確認してください。
3社の比較表
| サービス | 同時接続 | 返金保証 | 料金の見方 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|---|
| NordVPN | 最大10台 | 30日 | Basic・Complete・Prime。初回と更新価格を分けて表示 | 10台以内、追加のセキュリティ機能も比較したい |
| Surfshark | 台数制限なし | 30日 | Starter・One・One+。長期割引後の更新額に注意 | 家族、多数のPC・スマホ・テレビ |
| ExpressVPN | Basic 10台、Advanced 12台、Pro 14台 | 30日 | 初回期間と年次更新価格を確認 | 必要台数に合わせて段階的に選びたい |
NordVPNの特徴
NordVPNは1アカウントで最大10台を同時接続できます。料金ページではVPN中心のBasicに加え、パスワード管理やクラウドストレージなどを含む上位プランが案内されています。
長期プランは初回の月額換算が安く見えますが、一括請求です。公式ページには初回請求総額と年次の更新価格が併記されているため、月額換算だけで判断しないでください。
- 同時接続は最大10台
- Windows、macOS、Linux、iOS、Android、主要ブラウザなどに対応
- 30日間の返金保証
- 長期契約は初回と更新価格が異なる
Surfsharkの特徴
Surfsharkは、1契約で同時接続する端末数に制限を設けていません。家族のスマホ、PC、タブレット、テレビまで台数が増える場合に、アカウント数を数えずに済むのが条件上の違いです。
StarterはVPNを中心としたプランで、上位プランは追加のセキュリティ機能を含みます。長期割引は魅力的ですが、追加月を含む初回期間と、その後の更新期間・価格を分けて見ましょう。
- 同時接続台数は無制限
- 30日間の返金保証
- Starter、One、One+から選択
- 初回の長期割引と更新価格を別々に確認
ExpressVPNの特徴
ExpressVPNは現在、Basic、Advanced、Proの段階制です。同時接続台数はBasicが10台、Advancedが12台、Proが14台。必要な台数と追加機能に合わせて選びます。
公式サイトから初めて契約する利用者には30日間の返金保証が案内されています。ただし、アプリストア経由の購入などは条件が異なる場合があるため、返金条件の対象を契約前に読んでください。
- Basic 10台、Advanced 12台、Pro 14台
- 30日間の返金保証
- 初回の割引期間と、その後の年次更新価格を表示
- アプリストア経由は返金手続きの窓口が異なる場合あり
申し込む前の4チェック
1. 月額換算ではなく請求総額
「月3ドル台」と書かれていても、2年分をまとめて払う契約があります。初回総額、契約月数、無料追加月、更新時総額を別々に確認してください。
2. 返金保証の起算日と窓口
30日間でも、自動返金ではありません。期限内にサポートへ申請する必要があります。AppleやGoogleのアプリストアで契約した場合は、ストア側のルールが優先されることがあります。
3. 必要な端末とOS
スマホとPCだけでなく、テレビ、ゲーム機、ルーターまで使うなら、対応アプリと設定方法を先に確認しましょう。ルーター設定は1台分として扱われるサービスもあります。
4. VPNでできないこと
VPNは通信経路を保護する道具で、ウイルス感染、フィッシング、弱いパスワードを自動的に解決するものではありません。利用国の法律と各サービスの利用規約を守って使ってください。
この比較の限界
速度、遅延、動画サービスの視聴可否は実測していません。返金保証があるからといって必ず返金されると断定せず、申込時の規約と支払い方法を確認してください。


